肉盛溶接による再生
摩耗した圧延ロールは、新品へ交換するだけでなく、肉盛溶接による補修・再生を行うことで、性能を回復させることが可能です。
東京ハードフェイシングでは、使用環境や摩耗状況に応じて、鉄基合金・コバルト基合金・複合材料などの最適な肉盛材料を選定し、耐摩耗性・耐熱性を向上させます。
肉盛溶接後は機械加工・仕上げまで一貫して対応し、高い寸法精度と品質を確保しています。
肉盛溶接による再生フロー
摩耗した
ロール
摩耗状況の
確認
肉盛前加工
肉盛溶接
機械加工・
仕上げ
品質検査
再生完了
圧延ロールで発生する主な損傷
| 損傷 | 主な原因 |
|---|---|
| 摩耗 | 圧延材との接触 |
| ヒートチェック | 熱疲労 |
| 表面剥離 | 繰り返し荷重 |
| 腐食 | 冷却水・使用環境 |
様々な損傷を適切な材料選定をはじめとする様々な表面改質技術で解決します
施工事例
CASE 01トップピンチロール


対象設備
熱延工場のダウンコイラーで使用されるトップピンチロールは、高温の鋼板と繰り返し接触するため、ロール表面には高い寸法精度と適切な表面状態が求められます。加工後の表面に残る加工目や微細な凹凸を整え、要求された表面粗さに仕上げることが課題となっていました。
施工内容
大型旋盤による外径加工後、ロール表面にペーパー掛けを行い、加工目や微細な凹凸を丁寧に整えました。要求された表面粗さを確保するとともに、均一な表面状態となるよう仕上げています。当社では、肉盛溶接から機械加工、表面仕上げ、検査まで一貫して対応しています。
施工効果
ロール表面の均一な状態を確保することで、熱延鋼板の安定した搬送と巻き取り品質の維持に貢献。また、製品への疵(きず)の発生を防止し、製鉄設備の安定操業を支えます。
